明治から昭和初期にかけての政治家として貴族院議員、衆議院議員を務め、美食家としても知られた木下謙次郎氏が、1925年(大正14年)1月に啓成社より出版した著書『美味求真』。 「食」を基軸としながら西洋と東洋、科学と歴史、文学と芸術に関する知識が横断的に語られた博覧強記の書です。刊行から100年の節目にあたり、読みやすく現代語訳され、復刊されることになりました。