
季節を味わう江戸の宴
市井の人びとが人生を愉しめるようになった江戸時代。人びとはどんな生活をし、何を考え、何を生み出したのか。
「季節を味わう江戸の宴」では、江戸料理文化研究所 代表および時代小説家である車 浮代氏を講師にお招きし、年4回にわたり、江戸時代における食文化の変遷を振り返りながら、江戸の風物詩であった春の花見をはじめ、夏の花火、秋の月見、冬の雪見を取り上げ、浮世絵から見る江戸の風情をひも解きます。
季節ごとの宴において饗された料理や、市井の人びとに親しまれた豆腐の料理本「豆腐百珍」などに登場する調理法を再現した一品などに舌鼓を打ちながら、江戸の人びとに思いを馳せ、「季節を味わう江戸の宴」をお愉しみください。