七種餅

一年の節目となる日の行事「五節句」のひとつに数えられる、「人日（じんじつ）の節句」。
この日に”七草粥”を食べることから、「七草の節句」とも呼ばれています。

正月七日に食して邪気を祓う七草粥──。
古くは平安時代、中国より「人日」の日に七種類の野菜を入れた
羹（汁物）を飲む風習が伝わり、日本では七種類の穀物を使った
“七種粥（ななくさがゆ）”が宮中行事として定着しました。

この行事に、年の初めに野山で若草を摘む「若菜摘み」という風習が
結びつき、現在の七草粥の形になったと言われています。

「七種餅」は、人日の節句に食されていた“七種粥”にちなみ、
米、麦、粟など七種類の穀物を使ったHIGASHIYA特製の節句菓子です。
穀粉の生地に蜜を加え、麦焦がしをまぶして仕上げました。
香ばしい風味とともに、もっちりとした食感をお愉しみいただけます。

新年を祝い長寿を願う、縁起のよい菓子として、ご自宅用にはもちろん手みやげにも最適です。